村川マルチノ佑子

久しぶりにブログを書いています。
ほんとうに。

年を越すたびに、今年はブログを書こうと思っていたのに
さぼりぐせを変えられず。。

元号が変わり年越しに似た気持ちになり、
滅多にない改元で始められなかったら一生始まらないだろうとの思いです。

今年始めたことが一つだけ。それは選書してもらう、です。
自分がするわけではないので、始めたことに入れるな!って感じですが・・・。

きっかけは去年の秋。

徒歩2分の書店で、なんとなく棚を眺めているときに
哲学の先生とばったり会ったからでした。

せっかくなので引き止めて
私でも読める哲学の本を選んでもらいました。

哲学の本は、専門的な学術本と、一般向けに書かれたポピュラー本に大きく分かれていて
その両方が棚に並んでいました。
あれこれ話して選んでもらったのは新哲学対話(飯田隆)。
大学でちょこっと授業を受けただけ・・という多くの文系大学生に良さそうです。

選んでもらっている間に話した内容も面白く、

・自分が初めて哲学の授業で読んだ永井均先生の本は
実はポピュラー向けというより専門書。
(ずっとポピュラー向けだと思っていたのは
先生の授業がわかりやすかったからみたい。)

・ブームになったマイケル・サンデル「これからの正義の話をしよう」は
授業で掴みに使ってる。でも(正義の話の)究極の二択はどうなのか。
他の最善の方法を探すことが大事なのでは?

・この先生めっちゃ本書いてるんだよ〜。(よく見ると著作いっぱい)

・最終的にポピュラー本を書きたい!という大御所の先生は多い。

など。

哲学専門、なおかつエディケーションも担当されている先生に
自分に最適な哲学書を選んでもらうという贅沢な時間でした。

この春より関西の大学に行かれてしまいましたが、
感想を聞いてもらいたいです。

その体験が結構楽しく、今年に入って
ひとやすみ書店さんに毎月1冊選書していただいています。
早くも、書店で受け取りたいと言ったくせに取りに行くと伝えつつ時間が過ぎて(行かなくても届けてくださいます。ただ行きたかっただけ・・・)、ひと月とばしてしまったのですけど・・・。

自分ではきっと選んでいないだろう本を読むのは、
その出会いに感謝しつつ向き合うプロセスもあってか
とてもいい気持ちです。

完全に他力なのですが、続けていこうと思います。

ブログも。

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