鳥取/皆生温泉【その1】
先日、岡山県へ出張した際、
翌日を1日オフにして1人で温泉旅館へ出かけることにした。
クライアントさんに、この辺のいい温泉地を尋ねたところ
皆生温泉(皆生は「かいけ」と読む)とのことだったので特急やくもで鳥取県米子市を目指した。
地元の近くには嬉野温泉(うれしのおんせん:佐賀県)があるけども、それに匹敵するご利益のありそうな地名!
米子からローカル線のバスに乗って向かう。
バスが着くのは皆生温泉の情報が集約された観光センター。
ここで旅館の情報等を一通り仕入れて・・・
旅館は海岸に沿ってたっているようなので、海のある方へ進みます。
ほんの五分も歩かなかったけど、脇に伸びる小道には温泉街特有の
猥雑なお店(「大人のおもちゃ」とか、過剰なサービスを受けられそうなとこ)が
ひなびたオーラを発していて、ああ、温泉街なのだと感じる歩み。
この時点で、海は見えなくても、音は聞こえてくる状況。
ざっぱーーーーん、って音、ホントに鳴るんですね。
お掃除をしていた近くの旅館の人によると「まぁいつもこんなものです」と冷静なお返事。
地元長崎の、のどかな海をいつも見ている身には、あまりに劇画な海でした。
ゴジラは東京湾よりこういう感じの海から出てきた方がいいと思う。
ところで、このブログは今、ホテルで書いています。
和室に1人、隣りのベッドに1人、友人が寝ています。
久しぶりの「女ともだちと三人部屋」っていう、若い頃のような設定です。
結婚してからは、仕事以外で女友達とどこかに出かけることはなかったのと、
仲のいい女性スタッフとも、仕事のときは当然シングルをとって別々に過ごすので・・・
会話も弾んだし、仕事を忘れたおしゃべりの時間になりました。
私の同級生は、結婚していて子どもがいる人と、独身&子どもがいない人が半々。
そして、女性は、結婚して子どもがいなくても、女友達とも遊ばなくなる人もわりといる。
年々、お互いに気兼ねなく遊べる友人たちが減ってくる。
時々でいいから、こういうお泊まり会はまたしたいな。