波佐見陶器市と有田陶器市の私的おすすめ(2014年版)
波佐見陶器市と有田陶器市がはじまります。
私の生まれは波佐見です。地元で窯業に関わる友人も少なくないので、
波佐見と有田のもの(何方かと言えば波佐見)を積極的に使います。
実際、家の食器は波佐見と有田のもので9割をまかなっています。
29日から陶器市。おすすめしたい作家さんはもっといますが
「個人的に優先順位の高い行きたい場所」ということで、波佐見と有田から1つずつあげたいと思います。
■波佐見陶器市でしたいこと
「陶房ながせでガチャガチャをする」
お友達の長瀬さん。なんだかんだで毎年なにかしらアイテムが増えている作家さんの1人。
海の生き物とか、4本足の生き物とか、昆虫とか、そのままかたちにしたり、モチーフとしたり、
とにかく生き物といえば長瀬さん。
ブログはこちら。でもブログを読めば読むほど、釣りのプロではないかと錯覚が・・・
(陶芸作家です!)
http://wataruno.exblog.jp
お皿やオーナメント、一輪挿し等おすすめはたくさんあるので割愛。
今年ピックアップして紹介したいのはこちら。
陶ブローチ。
ガチャガチャで限定販売!早々に売り切れる予感がします!
設置場所は、西ノ原(カフェムック monne legui mooksと同じエリア)と中尾山(桜陶祭があるエリア)の2カ所。
陶器市にいらっしゃる方は、メイン会場に近い西ノ原の方がいいと思います。
ちなみに中尾郷に設置しているガチャガチャは、ドォーモに取材されたとのこと、30日にオンエアだそうです。
長瀬さんの手描きフライヤー。独自に陶器市を開催している感が素敵です。
■有田陶器市でしたいこと
「Pebble Ceramic Design Studioで石原君とおしゃべりしながら花シリーズを買い足す」
我が家の食器棚の中の内訳は約半数が白山陶器のもの。
残りの半数で、着々と数が増えているのがPebble Ceramic Design Studio。
石原くんが立ち上げてまだ間もないスタジオで、この陶器市が2回目の出店!
でも2回目とは思えないほどファンが広がっているのではないかな?と思います。
料理好きの石原君だからでしょうか、和食にも洋食にも使いやすい。
デザインの他に注目していただきたいのはサイズ感。
(本当にいいと思うので太字にします!)
ありそうでない、使いやすいサイズが素晴らしいと思います。
きっと程よい重さとかそういうものも食いしん坊視点で作ってあるんじゃないかな。
こちらの写真の花をモチーフにしたシリーズはうちでも集めている物のひとつ。
今年、豊富に揃っているうちに手にとってみてみたいもの・・。
写真にないシリーズも素敵だと思うので、気になる方はHPをごらんください。
他にもおすすめしたい作家さんや場所はたくさんありますが、潔く各会場ひとつずつで。
長瀬さんも石原君も魅力的な方たちなので、ぜひ話しかけてみてください。
ブログで見ました!とかでもいいと思いますし。
ちなみに3年前のおすすめ記事はこちら。3年経ってますが、お店篇のおすすめは今も同意!
※以前の記事なので細かい内容や営業時間等にはご注意ください
■ 波佐見陶器市2011 個人的なおススメ【お店篇】
■ 波佐見陶器市2011 個人的なおススメ【食事・お土産篇】
↑角煮そぼろは相変わらずおすすめ。美味しい。
地元が波佐見なので、陶器市は恒例行事として身体にしみ込んでいますが、
買い手として意識したのは大人になってから。
それまでは、同級生が店番で数万円のアルバイト代を手にしているうらやましいイベントでしかありませんでした。
一度だけ、友人の家の出店を手伝ったことがあります。
「いらっしゃいませ」と声に出すだけで緊張したこと、
新聞紙で皿を包むのに時間がかかってしまったことを覚えています。
社会人になり、地元を離れ、家で使う茶碗を選ぶ権限を得てからは、
積極的に陶器市に出かけるようになりました。
世の中、割れないと買わない、という人が大多数ではないかなぁと。
でも、たった1枚増えるだけでなんだか自分がていねいな暮らしをしているような気になれるものって
世の中にそうそうないと思います。