村川マルチノ佑子

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本は良く買いますが、最近手に入れた2冊について。良かったのでメモ。

『泣ける!広島県』(広島県)

初版時点で九州では手に入らなそうだったので残念がっていたところ、
東京の友達が送ってくれました!池袋PARCO前から長崎の我が家へようこその一冊。

ちょうど、今夜、yahooのニューストピックで1位になっていたのが
この広島県ガイド本の増刷決定でした。

こう見えて、広島県が出すいわばオフィシャルなガイド本。
この仕事をしている身としては、官公庁の仕事でこういったものができた事をすごいと思います。
表紙のPerfumeも大好きですが、更に大好きなのは制作陣。
伊藤総研さんを据えるあたりがもう・・・。

広島へいちばん最近行ったのは、
4年前にHADC(広島アートディレクターズクラブ)の審査を見学したとき。
審査会場でほとんどを過ごし、審査後は他の視察メンバーのみなさんと
平和公園へ行きました。

それよりも前には、尾道と鞆の浦を駆け足でめぐりました。
そのときに立ち寄ったパン屋さん「パン屋航路」もこのガイドに載っていました。
(もちろん、あの名作のモジリですよね?)

このガイド本を熟読してから再訪したいです。
個人的に胸熱な展示ばかりしている鞆の津ミュージアムには絶対行きたい。

 

 

『人とモノのものがたり』(熊本・鶴屋百貨店)

地域に根ざした百貨店・鶴屋がイノベーションプロジェクトとして実施・制作した一冊。
実際に鶴屋で働く人たちのモノにまつわる実話が紹介されています。

例えば、Mさんが父親に贈ったポロシャツの話。
例えば、Tさんが我が子に選んだ上履きの話。

パーソナルな話が集められています。

私の地元にも玉屋という百貨店があります。
自宅から車で30分ほどの場所にあるこのデパートには
祖母がひいきにしていた店があり、よく一緒に行っていました。

デパートと呼べるところは当時の生活圏には他になく、
エレベーターのお姉さんがいるというだけで
子どもながらに特別なところでした。

洋服や靴、それこそ小学校の卒業式のツーピースなどもここで選びました。

さて、この本を読んですぐに思い出したのは、洋服の事ではなくハンカチの事でした。
1階入り口のそばにワゴンで置いてあるハンカチ。
(約30年経つ今でも、この場所にはハンカチのワゴンが・・・)

ピアノの発表会の時、ピアノの脇においておくハンカチ。
卒業式のハンカチ、入学式のハンカチ。

ちょっとしたイベント毎に増えていきました。

たくさん試着しても、結局は祖母や両親の好みにおさまってしまう洋服や靴は、
はなから、自分で選べないものだとわかっていました。

自分で選べるハンカチが嬉しかった。

鶴屋百貨店で買い物した事はありません。
でも、どこでも買えるものならば、
こんなスタッフさんがいるところで買おう、
モノとつながる物語を持っている人のおすすめに耳を傾けてみよう、
とおもわせる一冊でした。

そして、買い物をただの消費にしてしまう事になれてしまったのかも?と反省。
買う事が目的になってしまっていたかな。
と、バーゲンまっただなかにこんな記事アップしてあとから恥ずかしい事にならなければいいのですが。

簡単に真似はできないし時間も気合いも本気度もものすごくいると思いますが、
周年でのプロジェクトとしてこういうものがあるとつい手に取ってしまいそうです。
ファンになるなぁ。

 

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