地元、波佐見の一大イベント波佐見陶器市が明日29日から始まります。
きわめて個人的に、個人的な想いでおすすめをしていこうと思って、取りかかったのが陶器市開催前日の22時過ぎ。
そして・・・
このエントリー6本中の2本目なんですが、既に23時になろうとしてる時に書いてます。
このペースで行くと、終わるの2時くらいですかね。
もっと早くしておけば…と悔やんでも仕方ないのと、
同じフロアでまだ仕事をしている新人2人に書かせてしまったら「個人的推し」にならないじゃないですか?
むしろパワハラですよね。このブログ、私の個人ブログだし。
さて、全6回でとりあげる内容は、
イベント期間中だけでなくずっとあるものばかりですので、カタチにしておこうと心を奮い立たせています。
(推しているからには、たくさんの人に知ってもらいたいですし)
《波佐見陶器市2015_個人推し》
①やきもの篇1 ※写真は仲地俊裕さんの撮影 投稿済
②やきもの篇2 ←今ここ
③ごはん篇1
④ご飯篇2
⑤気になる篇
⑥番外篇
この6エントリーで行きます。日付が変わる前に書き終わるのが目標です。後一時間ですけど。
でははじめます。波佐見陶器市2015_個人推し〜!
やきもの篇2_海がない町の釣り師篇・長瀬渉さん////////////////////
波佐見は、長崎県で唯一海がない町。
そんな町に、釣って釣って釣りまくってる人がいます。長瀬渉さんです。
陶芸もしてるけど釣りもしてます。
ちょっとこちらのブログをのぞいてみてください。
カテゴリを見てみると「作品集」「展示」とかはもちろんありますが
「つれづれ」の下の方に「釣れ釣れ」ってあるんですよね。
・・・・・・・・。
たぶん、読み方はつれづれだと思うんですけどっ。
釣りのシーズンともなれば、プロの釣り師かなと思ってしまうほど
魚とかイカとか、イカとか、それを食べる愛犬のムーアとか、
赤ちゃんなのに漁船デビューした娘の海ちゃんなんかが紹介されています。
そんな釣るなら隣りの川棚町に越してくれば良かったのに!(←長瀬さんは山形のご出身)
と言ったことがありますが、やはりそこは陶芸する環境というのも大切なのだそうです。
そんな長瀬さんの主たる作風はやっぱり・・・
水辺の生き物3D版!しかもこの表情♡
一緒に布団で寝たいくらい可愛いです。
また、写真じゃ伝わらないですけど、結構大きな作品で、口の中には小さな歯がびっしりと並んでいるんです。
まだ色はついていませんが、十分な存在感です。
他にもいろんな海の生き物を作られていますので、ブログをご覧になってみてください。
こういった海の生き物の作品は、やはり釣りや海が好きなお客様に求められるのだとか。
全国にファンがいらして、有名百貨店やギャラリーで展示をされています。
ただ釣ってるだけじゃないことも一応書いておきます。
さて、長瀬さん、陶器市では自宅兼工房ではなく、西ノ原でお店を出されます。
カフェムックや、はなわくすいがあるエリアの一角。モンネポルトの隣りにて出店です。
ガチャガチャが目印です(たぶん、あるはずです)。
陶器市期間中は大物の海辺の生き物はあまりないかもしれませんが、
日常食器として使いやすいお皿やカップ&ソーサー、どんぶり等、並んでいます。
(我が家ではラーメン鉢と、マグカップが活躍しています)
目印のガチャガチャとは、長瀬さんの人気商品のひとつ。
陶器のブローチが入った500円のガチャガチャです。
そのブローチが、ホントに可愛いいんですよね。
テレビ番組が取材にきたことも一度ではないはずなので、既に有名かとおもいます。
つい先日は1万円のガチャガチャも作られたことがあり(三越の100周年記念で作られた
ライオンの帯留め!これがまた可愛いです)マツコの知らない世界でもとりあげられていました。
釣りといい、ガチャガチャといい、なんだかいつの間にきわめて行く感がすごいな、と思っています。
また、長瀬さんの出店の仕方はちょっとのんびりしていて、
お買い物だけでなくて、ちょっとした体験や陶器以外のお買い物も楽しめるんです。
一昨年はこんにゃくルーレットでしたね。こんにゃくが当たるんです。なんて書くと、
マルチノはなにを言ってるんだってなりそうですけど、こんにゃくが当たる、それが事実です。
そしてなにより、長瀬さんが面白い!
ので、ぜひ行ってみてください。
どうでもいい余談なんですが、
長瀬さんは何でも作ってしまう人。サバイバルでは生き残るんだろうな〜って
会うたびに思います。
陶郷・中尾山の自宅兼工房では、買い取った建物の大規模改修が行なわれています。
長瀬さん曰く
「サクラダファミリアみたいな感じでさ〜、おわんねーかも。」
とのことです。
この間はゴミを3トン捨てたそうです。
ぜひ行ってみて、改修の手伝いとかしてください。
そんなサクラダファミリアの様子。とても広い敷地。雰囲気のある建物です。
工房エリア。ハマのかわりに貝殻を使っている長瀬さん。海好き過ぎ!
自宅エリア。麦茶をいれてくれる長瀬さん。桜陶祭の時に案内していただきました。素敵なお家。ハンモックとか薪ストーブとかが当たり前のようにあるリビング。