3日目。
考えはじめると難しいから、なんとなくスルーしている問題。
今日のI like!は2つです。
動画が掲載できたので紹介します。
◎Behind the Leather ※刺激のある映像が苦手な方は見ないでください
レザーバッグやレザージャケット。
動物愛護の観点から問題提起されることがこれまでなんどとなくありましたが
とてもストレートな方法でアプローチしているのがBehind the Leather です。
ストレートが故に賛否両論ありそうな気もしますが
個人的には、「目を背けていた事実がそこにある」のではないかと思えました。
高級感あるショップ。そこに並ぶ数々のレザー製品。
手に取って確かめると、そのレザーは、たしかに生きていたというのがわかる・・・・
そんなプロモーションです。
◎equal future
男女の賃金格差。社会の現実を子どものお小遣いにも反映してみます。
子どもたちの素直なコメントの数々をご覧ください。
「フィフティーフィフティーであるべき。」
「僕が大人になったら同じにするよ、忘れてなければ。」
最後に「今こそ未来を変える時」的なコピーが入ります。
カンヌライオンズではセミナーやワークショップが行なわれており、
多くのスピーカーが「クリエイティブとは何か?」について話しています。
言い方は違えど
・(デザインとは)人々の暮らしを思うもの
・世の中を良い方に変えられるもの
・持続するもの
という内容のことが多く発言されているのが印象に残ります。
クライアントである企業のみならず
制作者も積極的にそのことを考える。
そんな時代になっているのだなとあらためて確認できました。
また、社会的な問題とクライアントワークを結びつけることについては
制作者の日頃の視点と、クライアント社とのパートナーシップがものをいいます。
そのこともあらためて確認しました。
最後に、少しほっとしたことは
カンヌでも長崎でも、意識していることはほとんどかわらないことです。